「官公庁」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「官公庁」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「官公庁」の正しい読み方は「かんこうちょう」
「官公庁」の正しい読み方は「かんこうちょう」です。
「官」には「官舎」【かんしゃ】「任官」【にんかん】など「かん」という読み方があり「公」は「公僕」【こうぼく】「公園」【こうえん】など「こう」と読みます。
「庁」の読み方は「庁舎」【ちょうしゃ】「帰庁」【きちょう】など「ちょう」です。
それぞれの読み方を組み合わせてできる「かんこうちょう」が「官公庁」の正しい読み方です。
「官公庁」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「官公庁」のよくある間違った読み方として挙がるのが「かんくちょう」です。
「公」には「公家」【くげ】「公方」【くぼう】など「く」という読み方があります。
「宮内庁」【くないちょう】という役所があるため「公」を「く」と呼んでしまいがちですが「官公庁」の「公」は宮内庁のことではないので「かんこうちょう」と読むのが正解です。
「官公庁」について説明
「官公庁」とは、「国や地方自治体の機関」のことです。
財務省や気象庁など省庁と呼ばれる国家機関に加え県庁や町役場、国会や裁判所などいわゆるお役所全般を指す総称です。
公務員が働く職場全般を指す言葉ですが学校や病院、住宅供給などの役割を担う組織は「公社」「団体」として区別されており基本的に「官公庁」には含まれません。
「官公庁」の言葉の由来
「官」は公務員を意味し「公庁」はおおやけの仕事を担う役所を意味します。
「公務員が働く公共の役所」に由来して「官公庁」と表現します。
まとめ
「官公庁」はニュースでも使われる言葉です。
常識として読み方と意味を理解しておきましょう。