「定型約款」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「定型約款」の読み方とは? 読み方

「定型約款」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「定型約款」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「定型約款」の正しい読み方は「ていけいやっかん」

「定型約款」の正しい読み方は「ていけいやっかん」です。

「定」には「定番」【ていばん】「指定」【してい】など「てい」という読み方があり「型」「型式」【けいしき】「模型」【もけい】など「けい」と読みます。

「約款」「やっかん」が正しい読み方です。

それぞれの読み方を組み合わせてできる「ていけいやっかん」「定型約款」の正しい読み方です。

「定型約款」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「定型約款」のよくある間違った読み方として挙がるのが「ていがたやっかん」「ていけいやくかん」です。

「型」には「大型車」【おおがたしゃ】「朝型」【あさがた】など「がた」という読み方があり「約」「約束」【やくそく】「条約」【じょうやく】など「やく」とも読みます。

「約款」は元々「やくかん」でしたが、現在は音が変化した「やっかん」が正式な読み方になっているため「ていけいやっかん」以外は読み間違いになります。

「定型約款」について説明

「定型約款」とは、「定型取引において、契約の内容とすることを目的としてその特定の者により準備された条項の総体」(民法548条の2第1項柱書)のことです。

平成29年に行われた民法改正によって新しく登場した法律用語です。

それまでの民法では反復的に用いるためにあらかじめ用意されている契約条項のことを「約款」と呼んでいました。

簡単に言えば「不特定多数に用いるため準備しておく定型の契約条項」「定型約款」です。

「定型約款」の言葉の由来

「型が定まっている約款」に由来します。

まとめ

「定型約款」は比較的新しい法律用語です。

契約に関わる言葉なので正しい読み方と意味を理解しておきましょう。

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