「寧ろ」の読み方と意味とは?「むしろ」と「ないがしろ」」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「寧ろ」の読み方と意味とは? 読み方

「寧ろ」という言葉はどのような読み方が正しい読み方なのでしょうか。

今回は、「寧ろ」の正しい読み方と意味について解説します。

「寧ろ」の正しい読み方は「むしろ」と「ないがしろ」どちら

「寧ろ」の読み方は「むしろ」「ないがしろ」のどちらが正しいのでしょうか。

正しい読み方の結論

「寧ろ」の正しい読み方は「むしろ」「ないがしろ」は間違いです。

「ないがしろ」は漢字で「蔑ろ」と書き「寧ろ」とは漢字も読みも意味も全く異なる別の言葉です。

「寧ろ」の意味

「寧ろ」とは「それよりもこちらのほうが」という意味で使われる言葉です。

以2つ上の物を比較した時の優劣を表す言葉で「AよりもBのほうが程度が上である」という意味で使われます。

単純な比較ではなく意外性を含む言葉で「素直に考えればAだがいろいろな要素を考慮すると意外なことにAよりもBのほうが程度が上である」という微妙なニュアンスを含む表現です。

「逆に考えると」「まっとうな考えではないかもしれないが」といったような正当性を保証しかねる形での程度差を表します。

一般的にはそこまで複雑な意味は考慮されず「あっちよりもこっち」といった程度の軽い意味合いで使われます。

前提になる条件を軽く否定している素直ではない言い方なのでしばしば意見の対立を招く表現です。

「寧ろ」の言葉の使い方や使われ方

・『現地に着いてからの移動時間を考えると飛行機よりも寧ろ新幹線で行ったほうが早いかもしれない』
・『自由にやってくれて構わない、寧ろこちらからお願いしたいくらいだ』
・『中途半端に関わるくらいなら寧ろ何も違しないほうがましである』

まとめ

「寧ろ」の読み方は「むしろ」だけで「ないがしろ」ではありません。

勘違いしないように言葉の読みと意味を合わせて正しく覚えておきましょう。

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