「専修」とは学びに関係する言葉ですが、具体的にどのような意味を持ち何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「専修」の正しい読み方と意味について解説します。
「専修」の正しい読み方は「せんしゅう」と「せんおさ」どちら
「専修」という言葉の読み方としては「せんしゅう」と「せんおさ」が考えられます。
「せんしゅう」と「せんおさ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「専修」の正しい読み方は「せんしゅう」です。
「専」は「専用」【せんよう】「高専」【こうせん】など「せん」と読みます。
「修」は「修練」【しゅうれん】「必修」【ひっしゅう】など「しゅう」と読むほか、「修める」【おさめる】「修まる」【おさまる】など「おさ」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「せんしゅう」と「せんおさ」のうち「専修」の正しい読み方は「せんしゅう」です。
「専修」の意味
「専修」とは、「特定の学問や技術のみを学ぶこと」を意味する言葉です。
幅広く学ぶのではなく特定の学問や技術のみに専念し集中して学ぶことを指します。
学校教育法では「専修学校」という形で使われている言葉で、修業年限が1年以上で年間の授業数は800時間以上かつ常時40名以上の学生が在籍する教育施設を指します。
仏教用語として使う場合は「ひたすら特定の行のみを修めること」を表す言葉です。
「専修」の言葉の使い方や使われ方
・『物理学を専修する』
・『専修学校の要件を満たしている』
・『専修して高度な知識を身につけた』
まとめ
「専修」の正しい読み方は「せんしゅう」で「せんおさ」と読むのは間違いです。
高等教育に関係する重要な言葉なので正しい読み方と意味を覚えておきましょう。