この記事では、「専門」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「専門」の正しい読み方は「せんもん」と「たんもん」どちら
「専門」は「せんもん」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「専」の音読みは「せん」、訓読みは「もっぱ(ら)・ほしいまま」、「門」の音読みは「もん・ぼん」、訓読みは「かど・と・いえ・みうち」で、「たんもん」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「専門」の正しい読み方は「せんもん」です。
「たんもん」とは読みません。
「専門」の意味
「専門」の意味は「ある職業や学問に特化して従事すること」「現在主として関心を向けている事柄」です。
「専」という漢字は「何本もの糸を一つにまとめる様子」を表し、ここから「他の事はおいてそれだけに集中する」「ひとり占めにする」という意味、「門」は「建物の出入り口」から転じて「教えを受けるところ」「学業や職業の系列」という意味、「専門」で「それだけに集中している学業や職業の系列」になります。
「門」は「勉強するために向かう場所」という意味ですので、「専問」と表記するのは誤りになります。
「専門」の言葉の使い方や使われ方
「専門」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼の専門は経済であって法律ではない』
・『家にある骨董品の鑑定を専門家に依頼する』
・『彼はアニメキャラ専門で、アイドルにはあまり詳しくない』
まとめ
今回は「専門」の読み方について紹介しました。
「専門」の正しい読み方は「せんもん」で、「たんもん」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。