この記事では、「尊厳」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「尊厳」の正しい読み方は「そんげん」と「そんがん」どちら
「尊厳」の「尊」は、音読みで「ソン」、訓読みで「とうと(い)」、「たっと(い)」などと読みます。
また「厳」は、音読みで「ゲン」、「ゴン」、訓読みで「きび(しい)」、「おご(そか)」などとなります。
「尊」と「厳」を音読みにすると、「そんげん」と読むことができます。
しかし、「厳」は「がん」とは読まないので、「そんがん」と読むことはできません。
正しい読み方の結論
「尊厳」の正しい読み方は「そんげん」です。
「厳」は「げん」とは読めますが、「がん」とは読みません。
「がん」と読む漢字表記で「巖」がありますが、「厳」とは意味が異なります。
「尊厳」は「そんがん」ではなく、「そんげん」と読むようにしましょう。
「尊厳」の意味
「尊厳」とは、尊(とうと)く厳(おごそ)かなことや、気高くて威厳(いげん)があり、おかしがたいことを言います。
「尊厳」の「尊」は、「たっとい」、「とうとい」、「敬う」などを意味しています。
また「厳」は、「きびしい」、「おごそか」、「いかめしい」などを表しています。
そのため、「尊厳」は漢字の意味から見ると、「厳かに敬う」、「尊く厳か」と言う意味合いになります。
「尊厳」の言葉の使い方や使われ方
・『それぞれお互いの尊厳を尊重することが大切です』
・『尊厳を保ちながら生活していくための法律が必要です』
・『このことは人間の尊厳に大きく関わってきます』
まとめ
「尊厳」と関連した語としては、「品格(ひんかく)」、「自敬(じけい)」、「気格(きかく)」、「品位(ひんい)」、あるいは「気品(きひん)」などが挙げられます。
「尊厳」は「そんがん」ではなく、「そんげん」と読むことを覚えておくと良いでしょう。