この記事では、「尾翼」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「尾翼」の正しい読み方は「びよく」
「尾翼」は「びよく」と読むのが正しい言葉です。
「尾」を「び」と読み、「翼」を「よく」と読みます。
二つの漢字の音読みを取り入れた読み方になります。
「尾翼」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「尾翼」の間違いやすい読み方は「およく」といえるでしょう。
「尾」という漢字が「お」とも読むことから上記のように読んでしまいがちですが、誤りとなります。
また、「翼」は「つばさ」とも読みますが、「尾翼」は「びつばさ」や「おつばさ」などとは読まないので気をつけましょう。
「尾翼」について説明
「尾翼」は、「しっぽ」や「うしろ」といった意を示す「尾」と、「つばさ」「鳥などの羽」などを表す「翼」が組み合わさった熟語で、「飛行機などの後方の先端に設置された翼」を意味します。
「尾翼」は飛行機が飛行している間に機体のバランスを保つ働きがあり、「水平尾翼」と「垂直尾翼」の2種類に分けられます。
「水平尾翼」は文字通り機体の尾の部分にほぼ水平に設置された尾翼で、縦方向の安定を保つほか、機首を上下させる操縦にも用いられます。
なお、「水平尾翼」は多くの場合機体の尾部分に設けられますが、機首に設置される場合もあり、このような尾翼は「先尾翼」と呼ばれます。
「垂直尾翼」は飛行機の軸に対して垂直に設置される尾翼で、機体の左右のバランスをキープする役割があります。
まとめ
「尾翼」の正しい読み方は「びよく」になります。
「およく」や「おつばさ」などと読まないよう注意が必要です。
「尾翼」の意味や種類についてチェックしておくとより理解が深まるでしょう。
ぜひ漢字の読み方を学ぶ参考にしてください。