この記事では、「尾鷲」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「尾鷲」の正しい読み方は「おわせ」
「尾鷲」は「おわせ」と読むのが正しい言葉です。
「尾」の字を「お」と読み、「鷲」は通常「わし」と読みますがこの場合は「わせ」と発音します。
「尾鷲」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「尾鷲」の間違いやすい読み方は「おわし」といえるでしょう。
先述したように「鷲」は「わし」と読むのが一般的なため、「尾鷲」の読み方を知らない人は「おわし」と読んでしまう可能性がありますが、誤読になります。
また、「尾」は「び」とも読みますが、「尾鷲」は「びわせ」とは読まないので注意しましょう。
「尾鷲」について説明
「尾鷲」は三重県の南部に位置する市の名称を指します。
熊野灘に面していることから漁業が盛んで、カツオやマダイ、タチウオ、ブリなどが水揚げされています。
同市面積の9割を山林が占めており、林業も盛況で良質な材木と評価されている「尾鷲檜」が有名です。
また、「尾鷲」市は伊勢神宮から熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)に参詣するために通る「熊野古道伊勢路」が位置していることでも知られ、特に石畳が印象的な「馬越峠道」が名所のひとつとなっています。
そのほか、「尾鷲」市内には樹齢千年とも伝わる大楠がそびえる尾鷲神社、レトロな町並みが楽しめる林町本通、干潮時には徒歩で渡ることが可能な弁財島といった様々な観光スポットが点在しています。
まとめ
「尾鷲」の正しい読み方は「おわせ」になります。
「おわし」や「びわせ」などとは読まないよう注意することが必要です。
「尾鷲」が三重県に位置する市の名称である点や、熊野古道に深く関係する地域である点もチェックしておきましょう。
ぜひ難読地名の読み方を学ぶ参考にしてください。