この記事では、「居場所」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「居場所」の正しい読み方は「いばしょ」と「いじょうところ」どちら
居場所の漢字を目にして思わず、いじょうところと読んでしまう人が中にはいるものです。
確かに居の漢字は、鳥居といった言葉を見れば分かる様に、いという読みを持っているし、場の漢字も、市場という言葉の様にじょうという読みがあるし、最後の所の漢字も、ところという読みを普通に所有しています。
そのためそれら3つの漢字の読みを組み合わせて、居場所を、いじょうところと読んでしまうのです。
所が実際は、居場所を、いじょうところと読むのは誤りで、いばしょと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
居場所は、いばしょと読むのが正解な言葉です。
というのも居の漢字はそのまま、いという読みを持っている上に、場の漢字も、じょう以外にも役場という言葉を見れば分かる様に、ばという読みがあり、所の漢字は、ところの他に、名所という言葉の通り、しょという読みがあります。
以上の事から、居のい読みと、場のば読み、所のしょ読みをそれぞれ組み合わせる事で、居場所の漢字は、いばしょと読めるのです。
「居場所」の意味
居場所は、腰を落ち着けて住むところといった意味を持つ居の漢字に、何かが行われたり存在しているところといった意味を有する場所の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ居場所は、人がいる所や人が心を休めたり、活躍出来る環境といった意味を表すのです。
「居場所」の言葉の使い方や使われ方
・『彼女の居場所は未だに不明です』
・『どうやらこの会社に、私の居場所はない様です』
・『彼の現在の居場所を教えて下さい』
まとめ
居の漢字は、いと読むし、場の漢字も、じょうと読める上に、所の漢字も、ところと読む事が出来ます。
ですがそれら3つの漢字の読みを繋げて、居場所を、いじょうところと読むのは間違いです。
居場所の漢字は、いじょうところではなく、いばしょと読むべき言葉となっています。
更にそんな居場所は、人のいどころとか、その人が休めたり、活躍出来る環境といった意味を示すのです。