この記事では、「属人」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「属人」の正しい読み方は「ぞくじん」
属の漢字は、所属や転属、直属といった言葉を見れば理解出来る様に音読みで、ぞくと読む事が可能です。
後に続く人は、人類とか人口、人種等の言葉の通り、音読みでじんと読める漢字となっています。
だからこそ属の漢字のぞく読みと、人の漢字のじん読みとを繋ぎ合わせる事によって属人は、ぞくじんと読むのが正しい読み方となっているのです。
「属人」の間違った読み方や間違いやすい読み方
人間や人気、人形といった言葉を目にすれば分かる様に、人は音読みでにんという読み方も出来る漢字となっています。
お陰で属の音読みであるぞくと、人のにん読みとを組み合わせて属人を、ぞくにんと読む人もいたりするのです。
他にも人は訓読みで、ひとと読む事が出来る漢字であるため、ぞくひとという風に読まれたりもします。
所がその2つの読みは、どちらも間違いなので、その様な読み方をすべきではありません。
「属人」について説明
属人は、その人に属するとか、法律等において人を基本に考える、という意味を表す言葉です。
まとめ
属の漢字は音読みで普通にぞくと読めるし、人の漢字は音読みでにんと読む事が出来ます。
故にそれら2つの漢字の音読みを合体させて属人を、ぞくにんと読んでしまう人も存在するのです。
ですが属人の言葉に関しては、人はもう1つの音読みである、じんを使用すべきとなっています。
なので属人は、ぞくにんではなく、ぞくじんと読むのが正解です。
更にそんな属人は、人を基準にして考える、といった意味の言葉として利用されています。