「属地」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「属地」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「属地」の正しい読み方は「ぞくち」
「属地」の正しい読み方は「ぞくち」です。
「属」には「属籍」【ぞくせき】「付属」【ふぞく】など「ぞく」という読み方があります。
「地」は「地代」【ちだい】「戦地」【せんち】など「ち」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ぞくち」が「属地」の正しい読み方です。
「属地」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「属地」のよくある間違った読み方として挙がるのが「しょくち」「ぞくじ」です。
「属」には「属望」【しょくぼう】「属目」【しょくもく】など「しょく」という読み方もあり「地」は「地面」【じめん】「地震」【じしん】など「じ」とも読みます。
漢字の読み方としては正しいのですが「属地」の読み方ではありません。
「属地」について説明
「属地」とは、「あるものに付いている土地」を意味する言葉です。
家を買うと付いてくる土地や権力に付随する土地など、基準となるものに対して付いてくる土地を指します。
それ単体で独立して扱わず建物や権力など他のものに依存する形で扱われる土地に対して用いる表現です。
法律用語では「その土地を基本にして考えること」という異なる意味で使われます。
「属地」の言葉の由来
「付属する土地」あるいは「土地に属する」に由来します。
まとめ
「属地」は日常的にはあまり使いませんが、土地の権利関係や帰属問題など重要な場面で使われることが多い言葉なので覚えておきましょう。
