この記事では、「山鉾」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「山鉾」の正しい読み方は「やまぼこ」
山鉾は、やまぼこと読むのが正しい読み方となっているのです。
とはいえ山の漢字は、山道や裏山といった言葉を見れば理解出来る様に、訓読みでやまと読む事が出来ます。
問題は後ろの鉾の漢字で、鉾先の様に、訓読みでほことは読みますが、ぼこという読みは存在していません。
もっともこれは、連濁と呼ばれる特別な読み方によるものです。
連濁とは2つの語が結び付いて1つの語になる際、発音し易くするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する事があります。
なので山鉾は、やまぼこと読む事になるのです。
「山鉾」の間違った読み方や間違いやすい読み方
山は訓読みでやまと読む事が出来るし、鉾は訓読みでほこと読める漢字となっています。
そのため2つの漢字の訓読み同士を単純に繋げて、山鉾は、やまほこと読まれる事も多いです。
他には山は音読みでさんと読めるし、後ろの鉾は音読みでぼうと読む事が出来ます。
お陰で山鉾を、さんぼうと読んでしまう人もいるのです。
所が山鉾を、やまほこと読むのも、さんぼうと読むのも間違いなので注意する必要があります。
「山鉾」について説明
山鉾は、お祭りで使われる山車の1種を表すのです。
まとめ
山は訓読みでやまと読むし、鉾は訓読みでほこと読めます。
故に2つの訓読みをシンプルに繋ぎ合わせて、山鉾をやまほこと読む人は少なくありません。
ですが山鉾に関しては、連濁により後ろのほこがぼこに変化して、やまぼこと読むのが正解な読み方となっているのです。
そんな山鉾は、山車の1つを表現する言葉として使われています。