この記事では、「嵩上げ」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「嵩上げ」の正しい読み方は「かさあげ」
「嵩上げ」という言葉の正しい読み方は、「かさあげ」です。
「嵩上げ」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「嵩上げ」の間違った読み方には、「嵩」を字の「高」だと勘違いして読んでしまう「たかあげ」や「こうあげ」があります。
「嵩上げ」について説明
「嵩上げ」とは、建築物を現時点よりも高くする工事や作業のことを言います。
また、基礎部分の工事のために、建物をいったん持ち上げる工程のことも、「嵩上げ」と呼んでいます。
古くなった住宅やマンションの基礎の補強や、水害・地震・地盤沈下からの復旧のときに、しばしば行われる作業です。
鉄骨で住宅部分を持ち上げて、一階を駐車場にしている住宅が見受けられますが、それが嵩上げを行った住宅です。
建物をそのまま持ち上げてコンクリートブロックや鉄骨を差し込む、という工程であるため、増改築や移転などの費用や手間がかかりません。
駐車場の例のように、スペース活用にもなるため、人口が増えて土地に限りの出てきた都市部などで、人気のある手法です。
坂の多い場所や浸水の危険がある場所でも、嵩上げして基礎部分を補強すれば活用できます。
まとめ
「嵩上げ」の正しい読み方は「かさあげ」です。
間違った読み方には、「嵩」を「高」と見間違えることによる、「たかあげ」「こうあげ」があります。
「嵩上げ」は建築用語で、既存の建物を持ち上げて、その下にコンクリートブロックや鉄骨などを設置することで、建物を高くする工事のことです。