お盆や正月のニュースで耳にする機会の多い言葉「帰郷」とは何を意味しどう読めばいいのでしょうか。
今回は、「帰郷」の正しい読み方と意味について解説します。
「帰郷」の正しい読み方は「ききょう」と「きごう」どちら
「帰郷」という言葉の読み方として候補になるのは「ききょう」と「きごう」の2つです。
「ききょう」と「きごう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「帰郷」の正しい読み方は「ききょう」です。
「帰」には「帰宅」【きたく】「直帰」【ちょっき】など「き」と読みます。
「郷」は「郷里」【きょうり】「郷愁」【きょうしゅう】など「きょう」と読むほか、「本郷」【ほんごう】「在郷」【ざいごう】など「ごう」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「ききょう」と「きごう」のうちが「帰郷」の正しい読み方は「ききょう」です。
「帰郷」の意味
「帰郷」とは、「ふるさとに帰ること」を意味する言葉です。
上京するなど地元を離れて生活している人が出身地である地元に帰ることを意味します。
一般的に「帰郷」という場合は出身エリアに帰ることを表し、家族に会うため実家に帰ることを意味する「帰省」とは区別されています。
生まれ育った場所に帰るのが「帰郷」なので引っ越して実家が無くなっていたとしても懐かしい思い出のある育った土地に帰るのであれば「帰郷」です。
「帰郷」の言葉の使い方や使われ方
・『東京から山形に帰郷する』
・『10年ぶりの帰郷なので町並みはすっかり変わっていた』
・『帰郷するので有給をとる』
まとめ
「帰郷」の正しい読み方ば「ききょう」で「きごう」は誤りです。
同じような意味を持つ言葉が多いので正しく意味を理解して使い分けましょう。