「干物」の読み方と意味とは?「ひもの」と「かんぶつ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「干物」の読み方と意味とは? 読み方

「干物」という言葉は何という読み方が正しいのでしょうか。

今回は、「干物」の正しい読み方と意味について解説します。

「干物」の正しい読み方は「ひもの」と「かんぶつ」どちら

「干物」読み方として考えられるのが「ひもの」「かんぶつ」という2つの読み方です。

「ひもの」「かんぶつ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「干物」の正しい読み方は「ひもの」です。

「かんぶつ」という言葉もありますが漢字表記は「干物」ではなく「乾物」なので「干物」の読み方としては「ひもの」が唯一の正しい読み方になります。

干物」の意味

「干物」とは、「素材を干して水分を抜き保存性を高めた食品」を意味する言葉です。

生鮮食品が時間とともに腐敗するのは水分が強く影響しています。

食材を腐らせる腐敗菌の活動には水分が欠かせません。

水分の多いものほど傷みやすく早く食べる必要がありますが、食材から水分を抜くと腐敗菌が活動しにくくなり保存性がグンと高まります。

食材の長期保存を目的に干して水分を抜く加工を施された食品が「干物」です。

天日や風に当てることで食材に含まれる水分を抜き濃い塩水の殺菌作用などを利用して長期保存を可能にした食品を指します。

似たような意味の言葉として「乾物」がありますが「乾物」が食材の水分を完全に抜いて常温保存できるものを指すのに対し、「干物」はある程度の水分が残っていて冷蔵保存が必要なものを指すという違いがあります。

本来は長期保存が目的ですが現在では味や風味を高めるために作られている加工食品です。

「干物」の言葉の使い方や使われ方

・『アジをさばいて干物を作る』
・『干物にすれば4日は持つ』
・『晴れた日は干物作りに向いている』

まとめ

「干物」の読み方は「ひもの」であり「かんぶつ」とは読みません。

意味が似ていて混同しやすいので正確に覚えておきましょう。

読み方
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