この記事では、「平仄」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「平仄」の正しい読み方は「ひょうそく」と「ひれそく」どちら
「平仄」の「平」は、音読みで「ビョウ」、「ヘイ」、「ヒョウ」、「ヘン」、訓読みで「たい(ら)」、「ひら」と読みます。
また「仄」は、音読みで「シキ」、「ショク」、「ソク」、訓読みで「いや(しい)」、「かたむ(く)」などとなります。
「平」と「仄」を音読みにすると、「ひょうそく」と読むことができます。
しかし、「平」は「ひれ」とは読まないので、「ひれそく」と読むことはできません。
正しい読み方の結論
「平仄」は「ひょうそく」と読みます。
「平」は「ひょう」とは読めますが、「ひれ」とは読みません。
「平仄」は「ひれそく」ではなく、「ひょうそく」と読むようにしましょう。
「平仄」の意味
「平仄」とは、中国語の漢字音の平声(ひょうしょう) と仄声(そくせい)のことを言います。
他にも、「辻褄(つじつま)」や「帳尻(ちょうじり)」、あるいは「順序」などの意味もあります。
「平仄」の「平」は、「たいら」、「ひら」、「漢字の四声(しせい)の平声」などを意味しています。
また「仄」は、「かたむく」、「ほのか」、「漢字の四声の仄声」などを表しています。
仄声は上声(じょうしょう)、去声(きょしょう)、入声(にっしょう)の総称を指しています。
「平仄」の言葉の使い方や使われ方
・『「平仄を合わせる」とは、辻褄を合わせると言う意味です』
・『平仄は四声を二つに分類したものである』
・『漢詩には平仄の規則があります』
まとめ
「平仄」は漢字の意味から見ると、「漢字の四声の平声と仄声」と言う意味合いになります。
「平仄」は「ひれそく」ではなく、「ひょうそく」と読むことを覚えておくと良いでしょう。