この記事では、「平和の礎」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「平和の礎」の正しい読み方
「平和の礎」という言葉の正しい読み方は、「へいわのいしじ」です。
「平和の礎」の間違った読み方や間違いやすい読み方
読み方に特徴のある言葉ですので、「礎」を通常通りに「いしずえ」と読み、「へいわのいしずえ」としてしまう間違いが見受けられます。
また、「礎」には「そ」という読み方もありますので、「へいわのそ」と読んでしまう場合もあります。
「平和の礎」について説明
「平和の礎」は、沖縄県にある平和記念公園の中に設置されている、慰霊碑の名前です。
一般的な読み方では「へいわのいしずえ」ですが、沖縄県の方言では「いしずえ」を「いしじ」と呼びます。
ですから、この慰霊碑を差して呼ぶ場合は「いしじ」が正しい読み方なのです。
「平和の礎」は1995年に設置されました。
第二次世界大戦で、沖縄に米軍が上陸して発生した戦闘「沖縄戦」の戦没者が、日本側・アメリカ側のどちらも刻み込まれています。
また、沖縄戦で犠牲になった人々を、可能な限り全て慰霊するという目的から、軍人だけでなく民間人の名前も刻印されています。
並んでいる慰霊碑はおよそ24万人分、全長は2.2キロメートルにもなります。
まとめ
「平和の礎」の正しい読み方は「へいわのいしじ」で、間違った読み方には「へいわのいしずえ」や「へいわのそ」があります。
一般的には「へいわのいしずえ」で正しいのですが、沖縄にある慰霊碑の「平和の礎」を差して呼ぶ場合には「へいわのいしじ」となります。
慰霊碑は沖縄戦の犠牲者を追悼するもので、約24万人もの人々の名前が刻まれています。