「平家物語」は何と読むのか正しいでしょうか。
この記事では、「平家物語」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「平家物語」の正しい読み方は「へいけものがたり」
「平家物語」の正しい読み方は「へいけものがたり」です。
「平」は「平和」【へいわ】「太平」【たいへい】など「へい」と読み「家」は「家来」【けらい】「武家」【ぶけ】など「け」と読みます。
「物」には「物事」【ものごと】「果物」【くだもの】など「もの」という読み方があり「語」は「神語」【かむがたり】「歌語」【うたがたり】など「がたり」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「へいけものがたり」が「平家物語」の正しい読み方です。
「平家物語」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「平家物語」のよくある間違った読み方としては「ひらやものがたり」があります。
「平家」は熟語で「ひらや」と読み1階建ての建物を指します。
「平家物語」を建築関係の話だと勘違いしてしまうことによる読み間違いです。
「平家物語」について説明
「平家物語」とは、「鎌倉時代頃に生まれたとされる軍記物語」です。
平氏一族の栄光と滅亡までを描いた物語で、栄華を極めていた平氏が源氏に滅ぼされて一族の時代が終わってから作られた一種の歴史書に当たります。
作者は不明で元々は琵琶法師によって語り継がれていた内容を書籍にまとめたものが現在に伝えられています。
「平家物語」の言葉の由来
「平家とも呼ばれる平氏一族の興亡を描いた物語」に由来します。
まとめ
「平家物語」は学校の授業でも習う歴史的に重要な作品です。
正しい読み方は1つしかないので覚えておきましょう。
