この記事では、「幼児」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「幼児」の正しい読み方は「ようじ」と「おさなじ」どちら
「幼児」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「幼」の漢字の音読みは「ヨウ」で、訓読みは「おさな(い)」です。
また、「児」の漢字の音読みは「ジ・ニ」で、訓読みは常用漢字外の読み方ですが、「こ」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ようじ」と読めることが分かります。
また訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば「おさなじ」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、残念ながらここから判断することは出来ません。
さて、「幼児」の正しい読み方は「ようじ」と「おさなじ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「幼児」の正しい読み方は「ようじ」で、「おさなじ」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特殊と言える湯桶読みではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方が正しいと言うことになります。
ちなみに、「幼児」は「おさなご」とも、読まれます。
この読み方は、二つの漢字の訓読みを重ねると「おなさこ」と読め、それが発音を容易にする音変化の連濁で、「こ」が「ご」に変化した読み方です。
「幼児」の意味
「幼児」とは「幼い子供のこと」を意味する言葉で、「児童福祉法では1歳から小学校に就学するまでの子供のこと」と定められています。
「幼児」の言葉の使い方や使われ方
・『あの子は小学校2年生ですが、まだまだ幼児性が抜けていません』
・『幼児の病気は大人と異なる点もあり、治療法も異なることがあるので、小児科と言う専門があるのです』
まとめ
「幼児」の正しい読み方は「ようじ」で、「おさなじ」と読むのは間違いです。
「幼児」とは「幼い子供のこと」を意味する言葉です。