「幼名」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「幼名」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「幼名」の正しい読み方は「ようみょう」「ようめい」
「幼名」の正しい読み方は「ようみょう」と「ようめい」の2つです。
「幼」には「幼児」【ようじ】「幼稚園」【ようちえん】など「よう」という読み方があります。
「名」は「名跡」【みょうせき】「異名」【いみょう】など「みょう」と読むほか「名簿」【めいぼ】「芸名」【げいめい】など「めい」と読みます。
それぞれの読み方を組み合わせてできる「ようみょう」と「ようめい」の2つが「幼名」の正しい読み方です。
「幼名」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「幼名」のよくある間違った読み方として挙がるのが「おさなめい」「ような」です。
「幼」には「幼馴染」【おさななじみ】「幼顔」【おさながお】など「おさな」という読み方があり「名」は「名古屋」【なごや】「通り名」【とおりな】など「な」とも読みます。
いずれも「幼名」には使わない読み方です。
「幼名」について説明
「幼名」とは、「幼少時代にだけ使う名前」のことです。
現代の日本では生まれた時に名付けられた名前を生涯使いますが、昔の日本には年齢を重ねると生まれた時の名前から別の名前に改める習慣がありました。
生まれた時に名付けられ子供時代だけ名乗る幼い時限定の名前を「幼名」といいます。
五条大橋の戦いで知られる牛若丸は源義経の幼名です。
「幼名」の言葉の由来
「幼い時の名前」に由来します。
まとめ
「幼名」は現代ではほぼ廃れた風習ですが歴史の勉強や時代劇などで登場します。
日常生活では使わない言葉なのでチ知識として正しい意味と読み方を覚えておきましょう。