この記事では、「広縁」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「広縁」の正しい読み方は「ひろえん」と「こうえん」どちら
「広縁」の読み方として考えられるものに、「ひろえん」と「こうえん」があります。
「ひろえん」と「こうえん」の二つの読み方のうち、「広縁」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「広縁」の正しい読み方の結論は、「ひろえん」が正しい読み方になります。
「広縁」の言葉の「広」という漢字は音読みの「こう」ではなく、訓読みの「ひろ、ひろ・い」のほうで読まれます。
そのため、「広縁」を「こうえん」と読むのは明らかな誤読であり、住宅用語としては意味が通じないということになります。
「広縁」の意味
「広縁」の意味は、「畳を敷いたり簡易な家具を置いたりするために、奥行きを広めにつくっている縁側」を意味しています。
「広縁」というのは、「旅館の部屋などにつくられていることが多い部屋と屋外の境界領域にある広めの縁側」を指し示しているのです。
旅館では「広縁」のスペースに、「外を見ながらくつろいだり読書をしたりするためのソファー・デスク」などが置かれていることが多くなります。
「広縁」の言葉の使い方や使われ方
「広縁」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『最近の一軒家では広縁が設置されている家が少なくなり、広縁という言葉を知らない人も増えました』
・『どうせ改築で広縁をつくるのであれば、雨に濡れる濡れ縁よりも濡れないくれ縁のほうが使い勝手が良いです』
・『ガラスで区切られた広縁のスペースで、のんびり昼寝をしたり読書をしたりすると癒されます』
まとめ
この記事では、「広縁」の正しい読み方「ひろえん」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「広縁」の読み方・意味・使い方を調べたいときは、この記事の解説を参考にしてみてください。