この記事では、「広義」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「広義」の正しい読み方は「こうぎ」と「ひろぎ」どちら
「広義」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みについて説明します。
まず、「広」の漢字の音読みは「コウ」で、訓読みは「ひろ(い)」です。
次に、「義」の漢字の音読みは「ギ」で、訓読みは「よ(い)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「こうぎ」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる「湯桶読み」にすれば、「ひろぎ」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、この個別の漢字の読みの分析からは判断できません。
さて、「広義」の正しい読み方は「こうぎ」と「ひろぎ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論的には、「広義」の正しい読み方は「こうぎ」で、「ひろぎ」と読むのは間違いです。
この「広義」の熟語の読み方においては、少し特別な「湯桶読み」ではなく、一般的な音読みを重ねた読み方が正しいと言うことです。
「広義」の意味
「広義」とは、「ひろい意味のこと」で、「言葉のもつ意味の範囲に、広い意味と狭い意味がある場合、その広い方の意味のこと」を指す言葉です。
「広義」の言葉の使い方や使われ方
・『言葉を広義で捉える場合と、狭義で捉える場合で、意味合いが違って来ることがあります』
・『満天の星と言う場合は、恒星を指すことが多いですが、広義の星と言う場合には、地球を含む惑星も入ります』
まとめ
「広義」の正しい読み方は「こうぎ」で、「ひろぎ」と読むのは間違いです。
また、この「広義」とは、「言葉のもつ意味の範囲に、広い意味と狭い意味がある場合、その広い方の意味のこと」を指す言葉です。