この記事では、「座長」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「座長」の正しい読み方は「ざちょう」と「ざなが」どちら
座長の漢字表記を目にした人の中には、ざながと読んでしまう人もいるものです。
確かに座の漢字は、星座といった言葉を見れば分かる様に、ざという読みがあるし、後ろの長、の漢字も、長いといった言葉を目にすれば、ながという読みを持っている事が分かります。
そのためそれら2つの漢字の読みをシンプルに繋げて、座長の漢字を、ざながと読んでしまうのです。
所が実際は、座長を、ざながと読むのは誤りで、ざちょうと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
座長は、ざちょうと読むのが正解な言葉です。
というのも座の漢字はそのまま、ざと読む事が出来る上に、長の漢字は、なが以外にも、長短という言葉を見れば理解出来る様に、ちょうという読みを所有しています。
以上の事から、座の漢字の、ざ読みと、長の漢字の、ちょう読みを選択し、組み合わせる事により、座長の漢字は、ざちょうと読めるのです。
「座長」の意味
座長は、集会の席や地位等の意味を持っている座の漢字に、一番上に位置するものとか、かしらといった意味を有する長の漢字を付け足す事によって成立した言葉となっています。
だからこそ座長は、芝居や演芸等の一座の長とか、会の進行や取りまとめ役を表すのです。
「座長」の言葉の使い方や使われ方
・『東北公演から、この一座の座長をつとめる事になりました』
・『次の会議の座長に選ばれたので、上手く進行出来るか今から不安です』
・『座長に指示された通りの、演技をしたつもりです』
まとめ
座の漢字には、ざという読みがあるし、長の漢字には、ながという読みがあります。
ですがその2つの読みを単純に合体させて、座長を、ざながと読むのは間違いです。
座長の漢字は、ざながではなく、ざちょうと読むべき言葉となっています。
そんな座長は、演芸や見世物等の一座の長や、座談会等の会の進行役といった意味を示す際に、用いられる言葉です。