この記事では、「弄る」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「弄る」の正しい読み方は「いじる」と「いじくる」どちら
「弄る」には2つの読み方があります。
1つ目は「いじる」で、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に本来の意味をあてはめた読み方です。
2つめは「いじくる」で、訓読みですが常用外になります。
3つ目は「まさぐる」で、こちらも訓読みですが常用外になります。
正しい読み方の結論
「弄る」は「いじる」「いじくる」「まさぐる」の3つの読み方があります。
ただし、読み方により意味が違ってきます。
「弄る」の意味
「弄る」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
1つ目は「いじる」で、「指先や手で触ったりなでたりする」「ものごとを少し変更する」「あれこれ楽しみながら取り扱うこと」「面白半分にからかうこと」という意味です。
2つ目は「いじくる」で、「いじる」の俗的な表現で、意味は同じです。
3つ目は「まさぐる」で、「手先であちこち探す」「指先でもてあそぶ」という意味です。
「いじる」の語源は、昔の石を投げる戦術を「石打ち(いしうち)」といい、ここから「印地(いんじ)」に変化して、更に「射る(いる)」という言葉が組み合わさり「印地射る(いんじいる)」が変化したものと言われています。
意味も「石を投げるふりをしてからかう」から次第に変化していきました。
「弄る」の言葉の使い方や使われ方
「弄る」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『毎日パソコンを弄る(いじる)のが趣味だ』
・『子供が汚い手で商品を弄る(いじくる)』
・『財布を探してバッグの中を弄る(まさぐる)』
まとめ
今回は「弄る」の読み方について紹介しました。
「弄る」は「いじる」「いじくる」「まさぐる」も正しい読み方で、読み方により使い方が変わってきます。
正しく使える様に覚えておきましょう。