この記事では、「弔」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「弔」の正しい読み方は「ちょう」と「とむら(う)」
「弔」は音読みで「ちょう」、訓読みで「とむら(う)」と読むのが正しい漢字です。
「弔」には、「人の死を悲しんで悼む」「とむらう」といった意味が含まれています。
「弔」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「弔」の間違いやすい読み方は「きゅう」や「ゆみ」といえます。
「弔」と形が類似している「弓」が上記のように読むことから両者を混同してしまう場合があるかもしれませんが、「弔」は「ちょう」および「とむら(う)」と読むのが正しいので気をつけましょう。
「弔」を使った熟語
ここでは、「弔」を使用した熟語の一部を紹介します。
「弔辞」
「弔辞」は「ちょうじ」と読む熟語で、「故人を弔う言葉」を意味します。
主に葬儀の際に故人へ贈られる別れのメッセージのことを指し、故人と特に関係の深かった人物が霊前で読むのが一般的です。
「弔問」
「ちょうもん」と読む「弔問」は、「亡くなった人を弔うために遺族の元や葬儀の場に訪問すること」を意味します。
弔問に訪れる人のことを「弔問客」と呼びます。
「慶弔」
「慶弔」は「けいちょう」と読む言葉で、「人生における慶事と弔事」のことを示します。
慶事は「お祝い事」「おめでたい事」を意味し、結婚や出産などが該当します。
弔事は「お悔やみ」「悲しい事」を意味し、人の死や災害などが弔事にあたります。
まとめ
「弔」の正しい読み方は「ちょう」と「とむら(う)」になります。
形が類似する「弓」などと取り違えて読まないよう注意が必要です。
「弔」が用いられた熟語についてもチェックしておきましょう。
ぜひ漢字の読み方を理解する参考にしてください。
