この記事では、「弘法大師」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「弘法大師」の正しい読み方は「こうぼうだいし」
弘の漢字は、弘報の言葉みたいに音読みでこうと読めるし、法は法律や法則の様に音読みでほうと読めるのです。
続く大は偉大とか大王の言葉通り、音読みでだいと読め、師は師匠に師弟の言葉の様に、音読みでしと読む漢字となっています。
もっとも法の漢字は、日本語の連濁により濁音に変化し、弘法大師は音読みを組み合わせて、こうぼうだいしと読むのが正しい読み方となっているのです。
「弘法大師」の間違った読み方や間違いやすい読み方
弘の漢字には、音読みでぐという読みも存在しています。
同様に大も、大使とか大国みたいに音読みで、たいという読みも持っているのです。
お陰でそういった音読みを繋ぎ合わせて、弘法大師は、ぐほうたいしと読む人もいたりするのです。
確かに弘の漢字をぐと読むのも、大の漢字をたいと読むのも間違いではありません。
所が弘法大師の漢字表記に対しては、そういった読み方は間違いとなるので注意する必要があるのです。
「弘法大師」について説明
弘法大師は、平安初期の僧である空海の死後の贈り名である諡号を表します。
まとめ
弘は音読みでぐと読めるし、法は音読みでほうと読め、大は音読みでたいと読める上に、師は音読みでしと読めるのです。
故に弘法大師の言葉を見て、ぐほうたいしと読んでしまう人も存在しています。
ですが弘法大師に漢字表記に関しては、弘の漢字はこう読みにし、大の漢字はだい読みを選択した上で、法は連濁により濁音に変化させる必要があるのです。
以上の事から弘法大師は、こうぼうだいしと読むのが正解な読み方となっています。
そんな弘法大師は、平安時代の僧である空海に死後与えられたとされる名である、諡号を指し示す言葉です。