「強肴」と書いて何と読むのでしょうか。
この記事では、「強肴」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「強肴」の正しい読み方は「しいざかな」
「強肴」の正しい読み方は「しいざかな」です。
「強」には「強いる」【しいる】「強語り」【しいがたり】など「し」「しい」という読み方があります。
「肴」は「追肴」【おいざかな】「はちざかな」【はちざかな】など「ざかな」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「しいざかな」が「強肴」の正しい読み方です。
「強肴」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「強肴」のよくある間違った読み方としては「つよざかな」「きょうざかな」等が挙げられます。
「強」には「強気」【つよき】「強火」【つよび】など「つよ」という読み方があり「強力」【きょうりょく】「最強」【さいきょう】など「きょう」とも読みます。
「強」は多くの熟語で「つよ」もしくは「きょう」と読むため、よくある読み方で読んでしまうと読み間違いが起き起こります。
「強肴」について説明
「強肴」とは、「懐石料理の献立の一つ」です。
懐石料理はご飯と汁物、香の物に三品のおかずによる「一汁三菜」で構成される和食の形式です。
懐石料理のおかずの中でも主に酒の肴になるおかずのことを「強肴」といいます。
油のコクが強い揚げ物や素材かしっかり絡んだあえ物など、味わいが強く酒が進む料理を「強肴」として提供します。
「強肴」の言葉の由来
「酒の肴として強いて勧める一品」に由来します。
まとめ
「強肴」は正解を知らないとまず読めない難読熟語です。
懐石料理の席で読み間違えて恥をかかないように覚えておきましょう。
