この記事では、「彷徨」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「彷徨」の正しい読み方は「ほうこう」と「ほうろう」どちら
「彷徨」の読み方として考えられるものに、「ほうこう」と「ほうろう」があります。
「ほうこう」と「ほうろう」の二つの読み方のうち、「彷徨」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「彷徨」の正しい読み方の結論は、「ほうこう」が正しい読み方になります。
「彷徨」の言葉の「彷」という漢字の音読みは「ほう」、訓読みは「さまよう・にかよう」です。
「徨」という漢字の音読みは「こう」、訓読みは「さまよう」になります。
そのため、「彷徨」の言葉の正しい読み方は「ほうこう」であり、「ほうろう」は明らかな誤読なのです。
ただし「ほうろう」と読むことができる漢字表記は「放浪」であり、「放浪」は「彷徨」と似た意味を持つ類語になっています。
「彷徨」の意味
「彷徨」の意味は、「特定の目指すべきところもなく、さまよって歩くこと」を意味しています。
「彷徨」というのは、「目的地もない状態で、うろうろと歩き回ること」を指し示している言葉なのです。
「彷徨」の極めてシンプルな意味として、「さまよう+うろつく」を挙げることができます。
「彷徨」の言葉の使い方や使われ方
「彷徨」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『私はパック旅行のような計画された旅を好まず、いつも彷徨するような旅を楽しんできました』
・『自然の豊かな山地や草原を彷徨しているだけで気持ちが安らいでくるのです』
・『いつまでも人生の彷徨を続けていけるわけにはいかないと思い立ち、バックパッカーをやめて旅行会社に就職しました』
まとめ
この記事では、「彷徨」の正しい読み方「ほうこう」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「彷徨」の読み方・意味・使い方を知りたいときは、この記事の解説を参考にしてみてください。