この記事では、「律義」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「律義」の正しい読み方は「りちぎ」と「りつぎ」どちら
「律義」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「律」の漢字の音読みは「リツ・リチ」で、訓読みは常用漢字外の読みですが、「のり・のっと(る)」です。
また「義」の漢字の音読みは「ギ」で、訓読みはこちらも常用漢字外の読みですが「よ(い)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「りちぎ」とも「りつぎ」とも読める可能性があることが分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、この分析から判断することは出来ません。
さて、「律義」の正しい読み方は「りちぎ」と「りつぎ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「律義」は「りちぎ」との読み方も、「りつぎ」との読み方も、どちらも正しいと言えます。
一般的には「りちぎ」と読まれることが多いですが、辞書には両方の読み方も併記されており、どちらも正しいと言えるのです。
「律義」の意味
「律義」とは「きわめて義理堅いことや、実直なこと」を意味する言葉です。
「律義」の言葉の使い方や使われ方
・『彼は本当に律儀で、上司へのお中元やお歳暮を欠かしたことがありません』
・『彼女は借りた傘を、ちょっとした手土産を持ってわざわざ返しに来ました。本当に律儀で、こちらが恐縮するほどです』
・『余りにも律儀すぎると、フランクに付き合えないと、敬遠されることもあります』
まとめ
「律義」は「りちぎ」と「りつぎ」のどちらの読み方も正しいと言えます。
また、この「律義」とは「きわめて義理堅いことや、実直なこと」を意味する言葉です。