この記事では、「得心」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「得心」の正しい読み方は「とくしん」と「えしん」どちら
「得」という漢字は訓読みでは「得(え)る」や「得(う)る」と読み、音読みでは「とく」と読みます。
そして、「心」という漢字は訓読みでは「こころ」と読み、音読みでは「しん」と読みます。
「得心」の場合、「得」と「心」それぞれに音読みを当て、「とくしん」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「得心」の正しい読み方は「とくしん」になります。
「得心」の意味
「得心」とは、「ちゃんと理解して了承すること」や「納得すること」を意味する言葉です。
「得心」の類義語には以下があります。
・「合点(がてん)」
・「承服(しょうふく)」
・「肯首(こうしゅ)」
など。
「得」という漢字は「得る」とも書くように、「手に入れる」という意味のほか、「儲け」や「悟る」、「分かる」という意味も含んでおり、ここでは「分かる」という意味を指しています。
「心」という漢字は「こころ」や「気持ち」、「精神」のほか、「心臓」や「真ん中」、「大事な部分」という意味も含んでおり、ここで指す意味は「大事な部分」です。
したがって、「得心」は読んで字のごとく「大事な部分を理解すること」を表している言葉だと言えます。
「得心」の言葉の使い方や使われ方
・『説明を受けた彼は得心した様子でお礼を述べた』
・『得心しないまま分かったことにするのは、非常に危うい』
・『得心するまで、片っ端から参考書籍を読み漁った』
まとめ
・「得心」の正しい読み方は「とくしん」になります。
・「得心」とは、「ちゃんと理解して了承すること」や「納得すること」を意味する言葉です。