この記事では、「御代」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「御代」の正しい読み方は「みよ」と「ごだい」どちら
「御代」には4つの読み方があります。
1つ目は「みよ」で、訓音読みになります。
訓音読みとは、訓読みと音読みが組み合わさった読み方で、「湯桶読み(ゆとうよみ)」とも言います。
「ゆ」は訓読み、「とう」は音読みであるからです。
2つ目は「ごだい」で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
3つ目は「ごよ」で、音訓読みになります。
音訓読みとは、音読みと訓読みが組み合わさった読み方で、「重箱読み」とも言います。
「じゅう」は音読み、「ばこ」は訓読みであるからです。
4つ目は「おだい」で、訓音読みになります。
正しい読み方の結論
「御代」の正しい読み方は「みよ」「ごだい」「ごよ」「おだい」の4つになります。
ただし、読み方により多少意味が違ってきます。
「御代」の意味
「御代」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「みよ・ごよ」と読む場合「天皇の治世、またはその在位期間」という意味です。
「ごだい」と読む場合、「天皇の治世、またはその在位期間」「身分の高い人の代理人」という意味です。
「おだい」と読む場合、「商品の代金を表す美化語・丁寧語」という意味です。
「御代」の言葉の使い方や使われ方
「御代」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『今生天皇の御代(みよ)は平和が続いて欲しい』
・『主君の御代(ごだい)として参上いたしました』
・『御代(おだい)は既に頂戴しております』
まとめ
今回は「御代」の読み方について紹介しました。
「御代」の正しい読み方は「みよ」「ごだい」「ごよ」「おだい」の4つで、読み方により使い方が変わってきます。
正しく読める様に覚えておきましょう。