この記事では、「御内」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「御内」の正しい読み方は「おうち」と「おんうち」どちら
「御内」の読み方として想定できるものに、「おうち」と「おんうち」があります。
「おうち」と「おんうち」の二つの読み方のうち、「御内」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「御内」の正しい読み方の結論は、「おうち」と「おんうち」のどちらとも正しい読み方になります。
ただし「御内」という言葉は、「おうち」と読むか「おんうち」と読むかで意味が変わってくるので注意が必要です。
「おうち」と読む場合は、「一般的な家(特に他人の家)の敬語的な表現」になります。
一方、「おんうち」と読む場合は、「手紙の宛名に添えられる定型的な敬称」となる違いがあります。
「御内」の意味
「御内」を「おうち」と読む場合は、「他人の住んでいる家や他人の家庭家族の敬称」を意味しています。
「御内(おうち)」は、現代語でいう「おたく(お宅)」とほぼ同じ意味となります。
また「御内(おうち)」は、「自分の住んでいる家を丁寧に表現する言い回し」という意味もあります。
「御内」を「おんうち」と読むときは、「手紙の宛名の左下に書き添える脇付(わきづけ)と呼ばれる敬称の一つ」を指しています。
「御内(おんうち)」は、「相手の家族や妻に対する敬称」です。
「御内」の言葉の使い方や使われ方
「御内」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『御内(おうち)にまでお伺いするのはご迷惑かと思い、メールにてご連絡させていただきました』
・『先日、上司の御内(おうち)に上がらせて頂きましたが、趣味の良いインテリアや調度に見入ってしまいました』
・『若い方なのに、「田中太郎様 御内(おんうち)」という脇付がきちんと書かれていて感心しました』
まとめ
この記事では、「御内」の正しい読み方「おうち・おんうち」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「御内」の読み方・意味・使い方を調べたいときは、この記事の解説をチェックしてみてください。