「御守」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「御守」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「御守」の正しい読み方は「おまもり」「おもり」
「御守」の正しい読み方は「おまもり」と「おもり」の2つです。
「御」には「御歳暮」【おせいぼ】「御品物」【おしなもの】など「お」という読み方があります。
「守」は「守刀」【まもりがたな】「守札」【まもりふだ】など「まもり」と読むほか「守谷」【もりや】「子守」【こもり】など「もり」とも読みます、漢字の読み方を組み合わせてできる「おまもり」と「おもり」の2つが「御守」の正しい読み方です。
「御守」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「御守」のよくある間違った読み方として挙がるのが「ごまもり」「おしゅ」です。
「御」には「御存知」【ごぞんじ】「御覧」【ごらん】など「ご」という読み方があり「守」は「守備」【しゅび】「堅守」【けんしゅ】など「しゅ」とも読みます。
どちらの読み方も「御守」には当てはまりません。
「御守」について説明
「御守」には2つの意味があります。
「おまもり」と読む場合は「幸運や厄除けを願って身につける縁起物」のことです。
一般的にはご利益を祈願した札入りの守り袋を指しますが、幸運を願い身につけている縁起が良いものなども含みます。
「おもり」と読む場合の意味は「手のかかる相手を世話すること」です。
基本的には小さなこの面倒を見ることを意味しますが、比喩的な意味で小さな子供と同じくらい手がかかる人を相手することの意味でも使います。
「御守」の言葉の由来
大切にして防ぐことを意味する「守る」に丁寧さを意味する接頭語「御」がついた表現です。
まとめ
「御守」には複数の意味があるので読み方と意味をあわせて覚えておきましょう。