この記事では、「微力」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「微力」の正しい読み方は「びりょく」と「びりき」どちら
「微力」の正しい読み方を検討するために、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みについて、最初に確認します。
「微」の漢字の音読みは「ビ」で、訓読みは「かす(か)」です。
また、「力」の漢字の音読みは「リョク・リキ」で、訓読みは「ちから」です。
従って、ここから音読み+音読みで繋げれば、「びりょく」と「びりき」の、いずれとも読める可能性があることが分かります。
しかし残念ながら、正しいのがどちらかまでは分かりません。
さて、「微力」の正しい読み方は「びりょく」と「びりき」のどちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「微力」の正しい読み方は「びりょく」で、「びりき」と読むのは間違いです。
同じ様な意味を持つ、「非力(ひりき)」では「力」を「りき」と読むことから、「びりき」と間違えた読みをされる方が居られるのでしょう。
また「微」の漢字は「徴」の漢字と似ているかとから、「ちょうりょく」と間違えて読まないように、注意する必要もあります。
「微力」の意味
「微力」の文字通りの意味は「力の弱いこと」ですが、一般的には「自分の力量を謙遜して表現する言葉」です。
「微力」の言葉の使い方や使われ方
・『微力ですが、何かお手伝いできることがあれば、何なりと申し付けください』
・『微力は自分の力量を謙遜して言う言葉であり、相手の方の力量に対して使うのは間違いです』
まとめ
「微力」の正しい読み方は「びりょく」で、「びりき」と読むのは間違いです。
また、この「微力」は「力の弱いこと」を意味する言葉ですが、一般的には「自分の力量を謙遜して表現する言葉」と言えます。