この記事では、「徴収」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「徴収」の正しい読み方は「びしゅう」と「ちょうしゅう」どちら
「徴収」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みについて、確認します。
「徴」の漢字の音読みは「チョウ」で、訓読みは「しるし」です。
また、「収」の漢字の音読みは「シュウ」で、訓読みは「おさ(める)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ちょうしゅう」と読めることが分かります。
しかし、「徴」の漢字には「び」との読みがないことから、「びしゅう」と読むのは間違いの様に思われます。
さて、「徴収」の正しい読み方は「びしゅう」と「ちょうしゅう」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「徴収」の正しい読み方は「ちょうしゅう」で、「びしゅう」と読むのは、明らかな間違いです。
「徴収」を間違えて「びしゅう」と読まれることがあるのは、音読みが「び」の「微」の漢字が、「徴」の漢字と似ていることから、取り違えられたのが理由と思われます。
この似た二つの漢字を、学生時代に試験で間違えた経験がある方も少なくないことでしょう。
「徴収」の意味
「徴収」とは、「金銭などを取り立てること」を意味する言葉です。
「徴収」の言葉の使い方や使われ方
・『公立の小中学校は授業料は無償ですが、教材費などは、各学校で徴収されるのが一般的です』
・『会費は、後日徴収させていただきます』
・『サラリーマンの場合、税金は給与から源泉徴収されます』
まとめ
「徴収」の正しい読み方は「ちょうしゅう」で、「びしゅう」と読むのは、明らかな間違いです。
また、この「徴収」とは、「金銭などを取り立てること」を意味する言葉です。