「忠実」の読み方と意味とは?「ちゅうじつ」と「ただじつ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「忠実」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「忠実」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「忠実」の正しい読み方は「ちゅうじつ」と「ただじつ」どちら

「忠実」には2つの読み方があります。

1つ目は「ちゅうじつ」で、音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

2つ目は「まめ」で、熟字訓という読み方です。

熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。

「忠」の音読みは「ちゅう」、訓読みは「まごころ」「実」の音読みは「じつ」、訓読みは「み・みの(る)・み(ちる)・まこと・ さね・まめ」です。

「忠実」と表記する場合「ただじつ」とは読みません。

正しい読み方の結論

「忠実」の正しい読み方は「ちゅうじつ」「まめ」の2つで、読み方により意味が違ってきます。

「ただじつ」とは読みません。

「忠実」の意味

「忠実」の読み方による意味の違いは以下の通りです。

「ちゅうじつ」と読む場合「まごころ込めてきちんと務めること」「内容をごまかしたり省いたりせず、あるがまま表すこと」です。

「まめ」と読む場合「苦労を厭わずものごとにはげむこと」「身体が健康で丈夫なこと」「真面目で素直なこと」「実際に役立つこと」です。

「まめ」の語源は、和語の「真実(まみ)」または「真目(まめ)」が変化したものと言われ、「まじめ・実直・誠実」という意味で、奈良時代から使われていました。

「忠実」の言葉の使い方や使われ方

「忠実」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『彼は社長の忠実(ちゅうじつ)なしもべである』
・『我が家の愛犬は主人に忠実(ちゅうじつ)だ』
・『彼氏から忠実(まめ)に連絡が来る』

まとめ

今回は「忠実」の読み方について紹介しました。

「忠実」の正しい読み方は「ちゅうじつ」「まめ」の2つで、「ただじつ」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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