この記事では、「快方」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「快方」の正しい読み方は「かいほう」と「かいかた」どちら
「快方」の正しい読み方を確認するために、この熟語に使われている二つの漢字の読みを、最初に確認します。
「快」の音読みは「カイ」で、訓読みは「こころよ(い)」です。
また、「方」音読みは「ホウ」で、訓読みは「かた」です。
従って、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば「かいほう」と読めることが分かります。
また、音読み+訓読みで繋いで、いわゆる重箱読みすれば「かいかた」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、残念ながらこの分析から判断することは出来ません。
さて「快方」の正しい読み方は「かいほう」と「かいかた」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「快方」の正しい読み方は「かいほう」で、「かいかた」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特殊とも言える重箱読みではなく、ごく一般的な音読みを重ねた読み方が正しいと言うことです。
「快方」の意味
「快方」とは、「病気や傷が治癒に向かっていること」を言いする言葉です。
先の漢字の読みで、「快」の訓読みは「こころよ(い)」で、「方」は「方向」の意味を持つことから、「こころよい方向に向かう」との意味になり、先に記した意味となるのです。
「快方」の言葉の使い方や使われ方
・『心配していたけれど、彼の病気は快方に向かっているとのことで、一安心です』
・『交通事故で大怪我をした彼女ですが、急速に快方に向かい、来週には退院できるそうです』
まとめ
「快方」の正しい読み方は「かいほう」で、「かいかた」と読むのは間違いです。
また、この「快方」とは、「病気や傷が治癒に向かっていること」を言いする言葉です。