調子の良し悪しを表す時に使う言葉として「快調」があります。
この言葉はどのような調子を表していて何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「快調」の正しい読み方と意味について解説します。
「快調」の正しい読み方は「かいちょう」と「かいしら」どちら
「快調」という言葉の読み方としては「かいちょう」と「かいしら」の2つが考えられます。
「かいちょう」と「かいしら」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「快調」の正しい読み方は「かいちょう」です。
「快」は「快適」【かいてき】「爽快」【そうかい】など「かい」と読みます。
「調」は「調整」【ちょうせい】「復調」【ふくちょう】など「ちょう」と読むほか、「調べ物」【しらべもの】「小手調べ」【こてしらべ】など「しら」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「かいちょう」と「かいしら」のうち「快調」の正しい読み方は「かいちょう」です。
「快調」の意味
「快調」とは、「調子がとても良いこと」を意味する言葉です。
物事の具合や状態のことを「調子」といいます。
体の状態や機械の具合など調子がすこぶる快適でとても良いことを表す言葉が「快調」です。
特に悪いところや乱れたところがなく万全であるさまを指すほか、つまずくところがなく物事が思い通りに進む様子を表すときにも使われる表現です。
「快調」の言葉の使い方や使われ方
・『朝からすこぶる快調だ』
・『車は快調に走行を続けている』
・『仕事は快調に進んでいる』
まとめ
「快調」の正しい読み方は「かいちょう」で「かいしら」と読むのは誤りです。
100点満点に近いくらいの良い調子に対して用いる表現なので意味と読み方を正しく理解して使いましょう。