この記事では、「念仏」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「念仏」の正しい読み方は「ねんぶつ」
観念や想念、記念に怨念等の言葉を見れば理解出来る事でしょうが、念は音読みで、ねんと読む事が可能な漢字です。
後ろに続く仏の漢字は、大仏とか仏像、成仏といった言葉の通りに音読みで、ぶつと読む事が出来ます。
だからこそ念仏は、念のねん読みと、仏のぶつ読むという2つの漢字の音読みを組み合わせて、ねんぶつと読むのが正しい読み方です。
「念仏」の間違った読み方や間違いやすい読み方
仏様や仏心といった言葉を見れば分かる様に、仏は訓読みで、ほとけと読む事が出来る漢字となっています。
お陰で念仏の漢字表記を目にした人の中には、念の漢字の音読みであるねん読みと、仏のほとけ読みとを合体させて、ねんほとけという読み方をしてしまう人もいたりするのです。
所がねんほとけという読みは、単純に間違った読み方であるのですべきではありません。
「念仏」について説明
念仏とは、仏の姿や徳を心の中で思い浮かべる事といった意味を表すのです。
他にも、仏の名前を唱え、といった意味の言葉として利用されています。
まとめ
念は音読みでねんと読めるし、仏は訓読みでほとけと読む事が出来る漢字です。
そのためそれら2つの漢字の読みを繋げて念仏を、ねんほとけという読み方をしてしまう人もいます。
ですが念仏の言葉に関しては、この様な読み方は誤りです。
後ろの仏の漢字は訓読みではなく音読みの、ぶつと読んで念仏は、ねんぶつと読むのが正解となっています。
そんな念仏は、仏の姿を心中に浮かべたり、仏の名を唱える事を意味する言葉として用いられているのです。