この記事では、「思潮」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「思潮」の正しい読み方は「しちょう」と「おもあさ」どちら
「思」という漢字は訓読みでは「思(おも)う」や「思(おぼ)しい」と読み、音読みでは「し」と読みます。
そして、「潮」という漢字は訓読みでは「しお」や「うしお」と読み、音読みでは「ちょう」と読みます。
「思潮」の場合、「思」と「潮」それぞれに音読みを当て、「しちょう」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「思潮」の正しい読み方は「しちょう」になります。
「思潮」の意味
「思潮」とは、「その時その時の社会に見られる支配的な思考の傾向」を意味する言葉です。
「思潮」の類義語は「主潮」や「主義」、「思想」や「イデオロギー」などがあります。
「思潮」を含める四字熟語には「時代思潮(じだいしちょう)」があり、「思潮」と同じく「その時代の社会にて主流となっている思想の傾向」という意味を指す表現です。
「思」という漢字には「考える」や「こころ」という意味のほか、「慕う」や「愛しい」などの意味が含まれています。
そして、「潮」は「海の水の満ち引き」や「海水」、「海水の流れ」という意味のほか、「時の流れ」や「傾向」という意味も含まれる漢字です。
「思潮」の言葉の使い方や使われ方
・『当時の世相では、保守的な思潮が民衆を取り巻いていた』
・『明治維新後の日本は近代化と共に民主主義の思潮が高まった』
・『各時代の芸術思潮を比較した結果、面白い結果が分かった』
まとめ
・「思潮」の正しい読み方は「しちょう」になります。
・「思潮」とは、「その時その時の社会に見られる支配的な思考の傾向」を意味する言葉です。