この記事では、「思索」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「思索」の正しい読み方
「思索」の正しい読み方は「しさく」です。
「し・さく」は音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「思索」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「思索」は「しそう」「おもさく」などと間違って読まれることがあります。
「思索」について説明
「思索」とは、「ものごとを論理的に、筋道を立てて考えること」という意味です。
抽象的な事柄や、バラバラになった事柄をまとめて、順序だてて深く考え進めることを表します。
「思索」は名詞として「思索する・した」「思索にふける」「思索的な論文」などと使われます。
似た意味の言葉に「熟考(じゅっこう)」があり、「ものごとを、時間をかけて念入りに考えること」という意味です。
「思索」は「筋道を立てて化考えること」、「熟考」は「時間をかけて念入りに考えること」という意味の違いがあります。
「思索」の言葉の由来
「思索」は漢字の意味から成り立つ語です。
「思」は「おも(う)」とも読み「こまごまと考える」「おもいめぐらす」という意味、「索」は「太い縄」から転じて「手づるによって探し求める」「バラバラに離れてなくなる」という意味、「思索」で「手がかりを使って探し求め、あれこれと思いめぐらすこと」になります。
まとめ
今回は「思索」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。
