この記事では、「恩賞」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「恩賞」の正しい読み方は「おんしょう」と「こうしょう」どちら
「恩」という漢字は訓読みでは「恩(めぐ)み」と読み、音読みでは「おん」と読みます。
そして、「賞」という漢字は訓読みでは「賞(ほ)める」や「賞(め)でる」と読み、音読みでは「しょう」と読みます。
「恩賞」の場合、「恩」と「賞」それぞれに音読みを当てるのですが、「恩」という漢字に「こう」とする読み方はないので、「おんしょう」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「恩賞」の正しい読み方は「おんしょう」になります。
「恩賞」の意味
「恩賞」には以下の意味が含まれています。
・「功績のあった者に対して、主君が褒美として金品や地位、料地などを与えること」
・「恩返し」
「恩賞」の類義語には「褒美(ほうび)」や「褒賞(ほうしょう)」、「賞品(しょうひん)」や「報賞(ほうしょう)」などがあります。
「恩賞」を含める熟語には建武中興政府の職である「恩賞方(おんしょうかた)」や室町幕府の職である「恩賞奉行(おんしょうぶぎょう)」などがあります。
「恩賞」の言葉の使い方や使われ方
・『先の戦で武功を挙げたことにより、この武将は多大な恩賞を主君より賜った』
・『かつて、領主から受けた恩賞に報いるために農民たちは力を合わせて立ち上がった』
・『助けてもらった恩賞として、後日、お礼の品を届けにいった』
まとめ
「恩賞」の正しい読み方は「おんしょう」であり、「恩賞」は「功績のあった者に対して、主君が褒美として金品や地位、料地などを与えること」や「恩返し」を意味する言葉です。