この記事では、「恭しく」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「恭しく」の正しい読み方は「きょうしく」と「うやうやしく」どちら
「恭しく」の読み方として想定できるものに、「きょうしく」と「うやうやしく」があります。
「きょうしく」と「うやうやしく」の二つの読み方のうち、「恭しく」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「恭しく」の正しい読み方の結論は、「うやうやしく」が正しい読み方になります。
「恭しく」という形容詞の言葉に使われている「恭」という漢字の音読みは「キョウ」で、訓読みは「うやうやしい」になります。
「恭」という漢字は、訓読みで「きょうしく」の読み方をすることはありません。
そのため、「恭しく」を「きょうしく」と読むのは意味の通じない誤読ということになるのです。
「恭しく」の意味
「恭しく」の意味は、「振る舞い・態度などが非常に丁寧で礼儀作法にも適っているさま」を意味しています。
「恭しく」という言葉には、「ある人の言動に粗雑さがなくて非常に丁寧で品のある様子(相手に対する真心からの敬意があるさま)+無闇にでしゃばったところがなくて控えめで礼儀正しいさま」といった意味のニュアンスが込められているのです。
「恭しく」の言葉の使い方や使われ方
「恭しく」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『特定の宗教を信奉していないとしても、人が信じている神仏に対しては恭しく向き合いたいと思っております』
・『恭しく挨拶をしてくれたその女性は、普段の立ち居振る舞いも礼儀正しくて気持ちの良いものでした』
・『自分自身が正式な礼儀や作法をわきまえていないので、あまりに恭しく接客されると恐縮してしまいます』
まとめ
この記事では、「恭しく」の正しい読み方「うやうやしく」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「恭しく」の読み方・意味・使い方をリサーチしたいときは、この記事の解説を参考にしてみてください。