「息吹」の読み方と意味とは?「いぶき」と「いきぐき」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「息吹」の読み方と意味とは? 読み方

生命を讃えるときなどに使う表現として「息吹」という言葉があります。

この言葉は具体的に何を意味していて何と読むべきなのでしょうか。

今回は、「息吹」の正しい読み方と意味について解説します。

「息吹」の正しい読み方は「いぶき」と「いきぐき」どちら

「息吹」という言葉の読み方として当てはまりそうなのは「いぶき」「いきぐき」の2つです。

「いぶき」「いきぐき」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「息吹」の正しい読み方は「いぶき」です。

「息」には「息継」【いきつぎ】「寝息」【ねいき】など「いき」という読み方と、「息災」【そくさい】「消息」【しょうそく】など「そく」という読み方があります。

「吹」「吹付」【ふきつけ】「吹矢」【ふきや】など「ふき」と読むほか、「吹奏楽」【すいそうがく】「吹管」【すいかん】など「すい」とも読みます。

「息吹」の読み方はそれぞれの漢字の読み方とは関係のない「いぶき」が正解です。

「いぶき」は2字以上の漢字の組み合わせに対して言葉の意味に由来する読み方が当てられた熟字訓と呼ばれる読み方です。

「息吹」の意味

「息吹」とは、「生き物の息づかい」を意味する言葉です。

生き物は呼吸のために息を吸ったり吐いたりしますが、息を使う様子を表す言葉が「息吹」です。

元々は息を吹く様子を表していましたが、一般的には呼吸して生きていることや呼吸によって感じられる生命の気配という広い意味で使われています。

「息吹」の言葉の使い方や使われ方

・『生命の息吹を感じる』
・『芸術の息吹を絶やしてはならない』
・『小さな息吹が大きな生命へとつながる』

まとめ

「息吹」の正しい読み方である「いぶき」は漢字の読みからはわかりません。

「いきぐき」など間違えて読むことのないように正しい読み方を覚えておきましょう。

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