この記事では、「悪徳」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「悪徳」の正しい読み方は「あくとく」と「わるとく」どちら
「悪徳」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
最初の「悪」の漢字の音読みは「アク・オ」で、訓読みは「わる(い)」です。
また、次の「徳」の漢字の音読みは「トク」で、訓読みはありません。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「あくとく」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「わるとく」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、残念ながらこの分析から判断することは出来ません。
さて、「悪徳」の正しい読み方は、「あくとく」と「わるとく」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「悪徳」の正しい読み方は「あくとく」で、「わるとく」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特殊と言える湯桶読みではなく、最も熟語の読みとして一般的な音読みを重ねた読み方が正しいことになります。
「悪徳」の意味
「悪徳」とは「道義に外れた言行のこと」を意味する言葉です。
「悪徳」の言葉の使い方や使われ方
・『高齢者を騙す悪徳業者は、いつの時代にも絶えません』
・『本来は正義を守るべき警察官や弁護士にも、残念ながら悪徳な人物が存在します』
・『悪徳商法から消費者を守る法律があります』
まとめ
「悪徳」の正しい読み方は「あくとく」で、「わるとく」と読むのは間違いです。
また、この「悪徳」とは「道義に外れた言行のこと」を意味する言葉です。
