この記事では、「悪性」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「悪性」の正しい読み方は「あくせい」と「わるしょう」どちら
いくつもの読み方ができる漢字は、読み方に困ることがあります。
では「悪性」はどのように読むのでしょうか。
解説をします。
正しい読み方の結論
正しい読み方は「あくせい」です。
「悪」という漢字は、音読みで「アク」「オ」、訓読みで「わるい」「あし」「いずくんぞ」「にくむ」と読みます。
小学校3年生で習う常用漢字です。
「性」という漢字は、音読みで「セイ」「ショウ」、訓読みで「さが」「たち」と読みます。
小学校5年生で習う常用漢字です。
「悪」は「悪い」と書いて「わるい」と読むことが多くあります。
また、「性」は「せい」とも「しょう」とも読むことができます。
そのため、「悪性」を「わるしょう」と読みたくなりますが、「わるしょう」という言葉はありません。
この場合は「あくせい」と読みます。
「悪性」の意味
持っている性質が悪いことという意味です。
特に病気などの性質が悪く、治療が難しいことをいいます。
「悪」はわるい、「性」はたち、傾向という意味を持つ漢字です。
このことから「悪性」には、悪いたちという意味があることがわかります。
大腸にできるポリープには、切除しなくても問題ないものと、切除した方がよいものがります。
たちが悪くなっており、切除した方がよいものの一部を「悪性」といいます。
「悪性」の言葉の使い方や使われ方
・『悪性のリンパ腫』
・『まだ悪性だとは判断できない』
・『悪性ではないと聞いて安心した』
まとめ
この言葉は「あくせい」と読みます。
悪いたちのことで、特に病気などで治療が困難なことをいいます。