「情弱」という言葉は何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「情弱」の正しい読み方と意味について解説します。
「情弱」の正しい読み方は「じょうじゃく」と「ぜいじゃく」どちら
「情弱」という言葉の読み方としては「じょうじゃく」と「ぜいじゃく」の2つのどちらかだと考えられます。
「じょうじゃく」と「ぜいじゃく」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「情弱」の正しい読み方は「じょうじゃく」です。
「情」は「情景」【じょうけい】「心情」【しんじょう】など「じょう」と読みます。
「弱」は「弱点」【じゃくてん】「虚弱」【きょじゃく】など「じゃく」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「じょうじゃく」が「情弱」の正しい読み方です。
「情」には「風情」【ふぜい】のように「ぜい」という読み方もありますが、「ぜいじゃく」と読むのは「脆弱」と書く別の言葉で「情弱」を「ぜいじゃく」とは読みません。
「情弱」の意味
「情弱」とは、「情報弱者」の略で「情報アクセスにおいて不利な環境にある人」を指す言葉です。
マスメディアやインターネットなどを通じての情報入手機会に恵まれない人を指し、コンピューター操作が苦手な高齢者や通信インフラの整わないへき地に住む人など恵まれた環境にいる人と比べて情報入手の機会や手段が限られる弱い立場の人が「情弱」です。
ネットスラングとしては情報入手が遅い人やものを知らない人に対する侮蔑の言葉として使われています。
「情弱」の言葉の使い方や使われ方
・『へき地のインフラ整備を進めて情弱を減らす』
・『老人向けスマホで情弱を卒業する』
・『すぐ人に教えてもらおうとするのは情弱の特徴だ』
まとめ
「情弱」は「じょうじゃく」と読み「ぜいじゃく」ではありません。
本来は弱い立場の人を指す言葉ですが、ネットではスラングとして罵倒する意味で使われることもあるので注意してください。