この記事では、「感傷」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「感傷」の正しい読み方は「かんしょう」と「かんきず」どちら
「感傷」の「感」は、音読みで「カン」、訓読みはありません。
また「傷」は、音読みで「ショウ」、訓読みで「きず」、「いた(む)」、「いた(める)」、「そこ(なう)」となります。
「感」と「傷」を音読みにすると、「かんしょう」と読むことができます。
一方、「感」を音読み、「傷」を訓読みにすると、「かんきず」と読めますが、この読み方ではないようです。
正しい読み方の結論
「感傷」の正しい読み方は「かんしょう」です。
「感傷」は「かんきず」ではなく、「かんしょう」と読むようにしましょう。
「感傷」の意味
「感傷」とは、物事に感じやすく、心が傷つき、悲しくなったり、寂しくなったりする心の傾向のことを言います。
「感傷」の「感」は、「心が動く」、「心に感じ入る」などを意味しています。
また「傷」は、「きず」、「いたむ」、「傷つく」などを表しています。
そのため、「感傷」は漢字の意味から見ると、「心が動いて傷む」と言うような意味合いになります。
「感傷」の言葉の使い方や使われ方
・『過去の名作映画を観て、その世界に入り込みながら、感傷に浸っていました』
・『ラジオから懐かしい曲が流れて来て、つい感傷にふけってしまいました』
・『秋は季節柄、感傷的になりやすいようです』
まとめ
「感傷」と似た意味を持つ語としては、「情感」、「情緒」、「センチメンタルさ」などが挙げられます。
また、感情が動かされると言う点では、「エモい」も関連した語になるでしょう。
「感傷」は「かんきず」ではなく、「かんしょう」と読むことを覚えておくと良いでしょう。