この記事では、「感応」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「感応」の正しい読み方は「かんおう」と「かんのう」どちら
感応の漢字を見て、かんおうと読む人もいれば、かんのうと読む人もいるものです。
そのため、かんおうとかんのう、どちらの読み方をすべきかで迷ってしまう人は、珍しくありません。
ですが実の所、感応は、かんおうとかんのう、両方の読み方が可能な言葉となっています。
なのでどちらの読み方をしても、正しい読み方です。
正しい読み方の結論
感応は、かんおうとかんのう、2つの読み方が正解な言葉となっています。
ただし感の漢字はそのまま、かんと読む事が可能ですが、応の漢字は、おうと読む事は出来ても、のうという読みは存在しなかったりするのです。
これは連声と呼ばれる特殊な読み方で、発音し易くするために、かんおうのおうを、のうに変化させています。
お陰で感応は、かんのうという読み方が一般的となっているのです。
「感応」の意味
感応は、深く心にかんじるやかんどうといった意味を持っている感の漢字に、外からの働きかけや求めを受けて動くとか、呼びかけ等にこたえるといった意味がある応の漢字を付け足す事で、成立した言葉となっています。
だからこそ感応は、信心が神仏に通じる事や外界からの刺激により心が深く感じで動くといった意味を示すのです。
「感応」の言葉の使い方や使われ方
・『私は今、本物と言える芸術作品に触れられて、感応しています』
・『彼は表情に出ないので、この音楽に感応しているかは分かりません』
・『彼女は暗示に感応し、本当に身体が動かなくなった様です』
まとめ
感応は、かんおうとかんのうという2つの読み方が可能な言葉となっています。
もっとも一般的には、かんのうと読む人が多いので、迷ったらそちらを選択するのが無難です。
そんな感応ですが、外からの刺激で心が深く感じて動く事や神仏に信心が通じるといった意味を表します。