この記事では、「感銘」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「感銘」の正しい読み方は「かんみょう」と「かんめい」どちら
「感銘」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを説明します。
「感」の漢字の音読みは「カン」で、訓読みはありません。
また、「銘」の漢字の音読みは「メイ・ミョウ」で、訓読みは「しる(す)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「かんみょう」と「かんめい」のいずれとも読める可能性があることが分かります。
しかし、いずれが正しいかは、この分析からは判断できません。
さて、「感銘」の正しい読み方は「かんみょう」と「かんめい」の、どちらなのでsでょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「感銘」の正しい読み方は「かんめい」で、「かんみょう」と読むのは間違いです。
先の漢字の読みで「銘」は常用漢字外の読みですが、「みょう」とも読めることを示しました。
しかし、この「銘」の漢字を使った熟語は、「感銘」以外でも「銘文」「銘記」「銘菓」「碑銘」など、「銘」の漢字は「めい」と読ませるのが一般的で「みょう」と読ませる熟語は見当たりません。
「感銘」の意味
「感銘」とは、「忘れられないほど深く感じること、また心に深く刻みつけて忘れないこと」を意味する言葉です。
「感銘」の言葉の使い方や使われ方
・『久しぶりにオーケストラの演奏を聞いて、深く感銘しました』
・『ノーベル賞科学者の講演に感銘を受け、自分も科学者を目指そうと心に決めた』
まとめ
「感銘」の正しい読み方は「かんめい」で、「かんみょう」と読むのは間違いです。
また、「感銘」とは、「忘れられないほど深く感じること」を意味する言葉です。